2018-01-01から1年間の記事一覧

2018

2018年のこと今年はなんといっても、養豚場への就職がメインの年となっただろう。6月に初めて社長と会って内定した後も、鬱だのアレルギーだの困難な問題が色々とあった。 当初予定になかった夫の内定もあった。 本格的に働き始めたのは9月の末だから、実は…

種オスの出荷に初立会い

ぼくが面倒を見ている種オス967の出荷立会い。967の出荷は見ないつもりだったけど、我が場長が「見ないとダメ(^^)おまえが出荷台まで誘導すんの(^^)」と命令してきたので、仕方なく従うことになった。種オス舎から途中までは場長が967を誘導して、そこから出荷…

養豚をやってみるNo.7〜近況報告

養豚場に入って一ヶ月経った。当初、ガンガン豚を蹴って叩いて出荷してやるつもりで運転免許まで取得して入社したが、アレルギーという想定外のトラブルに見舞われた。回復の兆しはなく、僕がやる予定だった仕事は急遽夫に入社してもらって、引き継ぐことに…

アナログで書いたら画像であげるか

どうやって生きたらいいのかがわからない

自分の現状はひどい。 養豚の仕事はアレルギーが重篤で、現在休職中。 朝4時に起きて、2時間ゲームをして、寝る。 11時頃にまた起きて、さあて今日は何をするかなって、 iPad、iPhone、本、など、ベッドの上に色んなものを広げる。 描きかけのキモいイラスト…

養豚をやってみる〜No.6 出社拒否

初出勤、ずっと夢を見ているみたいな心地だった。終業後も事務所で休みのこととか、福利厚生のこととか、親切な人が教えてくれたけど、ひとつも何も頭に入ってこなかった。どうしようもなく、夫や犬たちに会いたい気持ちになった。特に、犬たちを抱きしめた…

養豚をやってみる〜No.5 後悔

午後はエサやりと水撒きであっという間に終わってしまいそうだ。水撒きの時に、さっきまで元気だった子豚がママ豚に押しつぶされていた。慌ててママ豚を退かして子豚を取り上げると、目は閉じているけど体はまだ暖かかった。でも怖くて、息があるかどうかを…

養豚をやってみる〜No.4 断尾と去勢

出勤初日にやった作業の中で一番にメンタルを摩耗したのが、子豚の断尾と去勢だ。合わせてペニシリンと鉄剤の注射もやるんだけど、それは簡単だし一瞬だからいい。生後間もない子豚を取り上げて、まずは自分の太ももの間に後ろ向きに挟む。子豚はビックリし…

養豚をやってみる〜No.3 生きてる子豚

見回りを終えると、エサ箱の掃除とエサやりをするよう頼まれた。分娩舎なので、母豚一頭一頭、前日の記録を見ながらその豚に見合った量のエサをやっていく。食欲旺盛で元気なママ豚は、僕がエサ箱の掃除をしようとして金具の取り外しを手こずると、すすんで…

養豚をやってみる〜No.2 子豚の死

朝の見回りではその日に生まれた子豚をチェックしたり、衰弱した子豚がいないかをチェックする。細かいチェックが色々あるが、つまりは「死体」がないかを確認して回るのが主な目的だ。難産で死んだ子豚、生まれた後に寒さに震え死んだ子豚、母親が座ったと…

養豚をやってみる〜No.1 初出勤

一年半、社会を断絶し十分に休んだと感じたので、就職することにした。再就職するにあたりグラフィックデザインを捨てて農業というジャンルに絞った。まずは自分が農業高校出身であることと、モノづくりという括りでは農業はグラフィックデザインとは比べ物…

c l e a r

文章を書くのを好きになったはじまりははっきりと覚えていて、小学二年のときに作文コンクールで優勝したことがきっかけだ。 物心がついたと思ったら、その時には既に酷い劣等感が僕を支配していて、何をやっても何にもならないような、今考えると、とても子…

境界がとても鬱陶しいから

このブログは過去の体験や直近の出来事を自分に正直に、何も考えず、ただ自分の純粋を吐露するツールとして存在している。つまりどういうことかというと、メンタルヘルスや発達障害の観点からの言及(フィルター)は極力避けて、欲求や衝動についてただ素直…

人間

毎日クタクタになりながら会社で仕事をする人は、人間だ。ヒステリックになりながらも育児に精を出す主婦も、人間だ。近所のワチャワチャうるせーガキ達も、これからを背負った、人間だ。パリピも人間だし、オタクも人間。 中国人も、メリケンも、一部の原始…