犬に会いたいだけ

泊村の星空を見たら抑うつが悪化したような気分になった。

音も光もない。
ただ空に何万年だか何光年だか前の、今じゃない時の惑星の存在が無数にある。

仕事がナンタラとか旦那がナンタラとか、もう知らない。僕はもう生きてく自信が、理由がない。けど死んで無になった時、この悲しみや絶望すら消え行くのかと考えると、僕は死というものにすら自信も理由も見出すことが出来ない。

犬に会いたい。
犬の温もりを感じて、眠りたい。
カレイ釣りなんか、来るんじゃなかった。
今すぐ犬に謝りたい。
犬を抱きしめて、眠りたい。
大好きな犬たち、誕生日に何もしてあげれなくてごめんなさい。

犬に会いたい、犬に会いたい